日産リーフで急速充電どれだけ入る? 急速充電器の種類&充電時間

急速充電でできる電気の量のお話。実際の充電量の例をあげてお話します。10分の急速充電ではどのくらいの量が入るんだろうか?たくさん入る急速充電器はどれ?

急速充電の機械は出力パワーの違いがあります。

EV用急速充電器は、大きく2種類に分ける事ができます。急速タイプ(40kw~50kw)中速タイプ(20~30kw)です。やはり出力の大きい急速充電器たくさん充電できる期待が持てます。

急速タイプ(40kw~50kw・90kw)

飯高道の駅にある急速充電50kwタイプ
三重県 飯高駅(道の駅) 急速充電器2台
日産プリンス三重 津垂水店 急速充電器が2台あります。
津市垂水にある急速充電器が2台あるディーラー

50kwタイプは主に道の駅や高速道路のSAに多く見られます。日産ディーラーの多くの急速充電器は44kwタイプです。稀に90kwタイプのある日産もあります。急速充電が複数台設置されている場所は増えてきました。

中速タイプ(20kw~30kw)

急速充電20kwタイプ
店舗駐車場に設置の20kwタイプ
道の駅ですが急速充電30kwタイプもあります
道の駅木つつき館の急速充電30kwタイプ

主にコンビニや一般店舗駐車場に多く見られます。

急速充電器のパネルもメーカによっていろいろです。どれだけ入れているとか。どれだけ入ったとか…教えてくれると嬉しいです。

残り時間や急速充電中の出力や充電率がわかりやすく表示されています
充電完了時の充電時間と出力電力量が表示されている
出力電力量等の表示がわかりやすい急速充電器

急速充電器の出力の大きさを知る方法。

その1)日産リーフ用のスマホアプリで確認する

日産リーフオーナー用スマホ用のアプリ

Nissan-Connect EVこのアプリは、日産リーフオーナー用のスマホアプリです。

スマホから充電開始や、エアコン操作をしたり、愛車の走行情報が確認できる。多機能アプリです

※アプリは新しくアップグレードされてます。新規購入の方・ ZESP3の方は、別途利用料が必要になります。ZESP2加入中の方は利用できます。

アプリ内の充電器情報確認の画面

充電器情報も所得でき、急速充電器の出力タイプが分かります。満空情報や充電開始時間まで分わるので便利!

その2)サイト&アプリで充電器の場所・出力検索

EVsmart充電スタンド検索のサイトで確認!充電スポット検索アプリもあります。

●GoGoEVサイト EV充電マップで確認!充電スポット検索アプリもあります。

●三菱自動車サイト 充電器検索で確認!

その3)横の表示で確認

多くの充電器には入出力の電力量を示す表示があります。

出力電圧・電流 DC50V~500V・40A と表示されています

出力電圧・電流 DC50V~500V・40A ですので、

500V×40A=20000w(20kw)となります。

その4)17年以降のリーフは充電時に車内のパネルで確認

新型リーフの車内パネルの中央に充電器の出力が表示されます。この場合は22kWです。

新型のリーフは社内のパネルに表示されます。充電量の目安も表記されるので、とても便利になりました。この場合は22kWの充電出力で充電中です。この残り時間というのは、この出力で1.5時間充電すると満タンになる予想ですね。

2種類の急速充電 (20kwと44kw) を行った、ある日の充電量

昨日の三重は小春日和。外気温18℃の11時頃と16時頃、急速充電をしました。それぞれ出力の違う充電器ですが、いづれも30分充電しました。充電開始の航続距離も似ていたので、一例として挙げます。

店舗併設20kw急速充電(30分)航続可能距離29km→65km ……距離36kmUP(約5.1kwh)

ディーラー44kw急速充電(30分)航続可能距離28km→81km  ……距離53kmUP (約7.5kwh)

ここで、大事な条件は私のバッテリーが小さくなったリーフで充電しているという事です!バッテリー容量の大きい皆さんはもっと充電できます!!ご心配なく。。

リーフと急速充電器は、相談しながら充電作業をしている?!

充電するEVのバッテリーの状況はまちまちです。バッテリーへの負担を小さくするために、それぞれの充電の仕方があります。バッテリー容量の全く違う車では(私のリーフと最新の62kwhリーフ)同じ充電器で同じ時間をかけても、充電される量が変わってきます。もちろんそれぞれのバッテリーの温度も関係します。

バッテリー残量や、バッテリーの大きさに合わせた充電が実施されます。

急速充電器とリーフは車のバッテリーの状態にあわせて充電量を決定しています。

…バッテリー容量の小さい私は90kw充電器を遠回りしてまで利用する必要はないって事ですね…

同じ急速充電で10分間で実際に入る量は?30分では?…新リーフ40kWh・私のリーフ16kWh

例を挙げてご案内します。最近の多くのリーフは40kWhの大きさのバッテリーでしょうか。。 電池容量40kWh と約16kWh(私のリーフ…購入時は24kWh )の急速充電量の違いも紹介します。

下記の緑枠はバッテリーの容量を図にしたものです。濃いピンクは最初の10分間の充電量・薄いピンクは次の10分間の充電量・黄色は最後の10分間の充電量を示しています。

◆バッテリー容量40kwhリーフ(2017年式)で30分充電 出力50kw急速充電

40kwhのバッテリーで50kw充電器で入れるとはじめ10分は8kwh。次の20分は5.6kwh。最後の10分は3.4kwh充電できました。
↑30分間で約17kwh 航続可能距離が約119kmUP!

◆バッテリー容量40kwhリーフ(2017年式)で30分充電 出力25kw急速(中速)充電

40kwhのバッテリーで25kw充電器で入れるとはじめ10分は4.57kwh。次の20分は3.52kwh。最後の10分は3.16kwh充電できました。
↑ 30分間で約11.25kwh 航続可能距離が約79kmUP!

◆23万km走行で現在バッテリー容量16kwhになった初代リーフで30分充電 出力44kw急速充電

16kwhのバッテリーで44kw充電器で入れるとはじめ10分は2.33kwh。次の20分は1.78kwh。最後の10分は1.37kwh充電できました。
↑ 30分間で約5.4kwh 航続可能距離が約40kmUP!

◆23万km走行で現在バッテリー容量16kwhになった初代リーフで30分充電 出力25kw急速(中速)充電

16kwhのバッテリーで25kw充電器で入れるとはじめ10分は2.2kwh。次の20分は1.4kwh。最後の10分は1.1kwh充電できました。
↑ 30分間で約4.7kwh 航続可能距離が約37kmUP!

今後10分カウントでの急速充電器利用が主になってくるのか?

今回比較的新しいリーフ(40kwh)でも急速充電を体験できたので、充電し始めの10分は多く充電できる事がはっきりわかりました。R2年6月に例外の急速充電器が発覚!!

新しいプランのZESP3では、急速充電器の10分カウントでの使用がプランに合わせて一定回数含まれています。 無料充電時間を最大量充電したい方は、10分充電がベストですね。 急速充電器の出力大きさや、充電時のEV側のバッテリーの空容量等で同じ10分でも充電される量は大きくちがってきます。時間ではなく、充電量に応じて課金された方が不公平感は少ないかもしれませんね。。

充電時間中、初めから最後まで同じ出力で充電してくれる充電器はこれでした!

Ene-Shopの急速充電器。道の駅木つつき館の充電器(中速30kWタイプ)を充電利用した結果。

◆バッテリー容量40kWhリーフで30分充電 出力30kW急速(中速)充電

最初・真ん中・最後と10分間でみるといづれも充電できた電気量は約5.3kWh となりほとんど同じになった。

↑30分間で16.0kWh/航続可能距離約112kmUP

でもやっぱり30kWの充電器なので、50kWの充電器にはかなわないです。

3か月プラン料金無料

使いホーダイの未来は?

日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2(ZESP2)で利用できる急速充電器は、合同会社日本充電サービス (NCS)が提供提携している急速充電器です。そのNCSが…変わってしまった?!…今更知りました。 後継会社の株式会社e-Mobility Power(2019年10月1日設立)に代わってたんだ…ネットでも日産ZESP2(急速充電使いホーダイを含むサービス)の終了が囁かれています。急速充電必須の小さなバッテリーのロングドライブ初代リーフ車には痛い話です。。※使いホーダイのZESP2は2019年12月15日受付終了。現在ZESP3になっています。 全国にまだ残っているカード認証のない充電器を探して…条件付きの旅ホーダイって楽しみができるのも今だけかな?(↓★のお得情報を見てみてね)

NCSの充電器が定額制で利用できるカード

使いホーダイプランの対象急速充電器は計約5,900基(日産販売店約1,900基+NCS急速充電器約4,000基)と発表されています。利用できる充電器にはぞうさんのステッカーが貼ってあります。。

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急速充電器の標示パワー通り電気が出力されない上記以外の要因

50kwで30分も充電したのに何か充電量が少ないなぁ。。と感じる時もあります。急速充電器の持つパワーの他に充電量に関係すると予想される事がまだあります。

店舗併設の充電器の場合、急速充電器へ送る電気を制限している可能性があります。店舗側もサービスの充電のせいで、店舗の電気が足らなくなるわけにはいきませんよね。。

最大限の充電量が入る条件はこれだ!

  • 急速充電機の出力が大きい
  • バッテリーの温度が適温(車内のパネルでバッテリーの温度を確認)
  • バッテリーの空容量が大きい (大きなバッテリーでも空きが少なかったら入る量も少ない)
  • 気温が適温 (真夏や真冬でなく電気機器の能力が発揮される適温・人間と同じです)

充電中に読書でもいかが?

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